天神祭りって?
大阪の「天神祭(てんじんまつり)」は、菅原道真を祭る大阪天満宮にて、菅原道真の命日である7月25日に開催されるお祭り(縁日)です。祇園祭と神田祭と並ぶ日本の三大祭りとされる大きなお祭りです。当日は、大川を多くの船が行きかう船渡御や陸渡御、奉納の花火大会などが行われます。大阪の中心である大阪市北区で開催され、花火大会も人気のため毎年多くの観光客・見物客でにぎわっています。
「天神祭」の開催日
天神祭りの開催日は、本宮となる7月25日と、前日24日の宵宮が中心になります。
お祭りの中心となる船渡御や奉納花火大会は本宮25日の夜の開催となりますが、24日には、大阪市立西天満小学校の6年生の男子(神童)によって鉾流橋の水上より鉾を流す「鉾流神事(ほこながししんじ)」という行事が行われます。
・2019年度は、7月24日(水)宵宮、7月25日(木)本宮となります。
ギャルみこし巡行
1981年より、オーディションで選ばれたみこしギャルが、天神橋筋商店街から大阪天満宮へみこし巡行する「ギャルみこし巡行」が開催され、お祭りに花を添えています。開催は7月23日の正午ごろ。巡行が終わった後は、その年のミス・ギャルみこしの選考も行われます。
「天神祭」への行き方
天神祭りは、大阪天満宮から東・南東の大川周辺が中心となります。大阪の私鉄が交錯しているエリアですので、電車で行くことができます。
《天神祭りへの最寄り駅》
- 大阪メトロ 南森町駅
- JR東西線 大阪天満宮駅
- JR東西線 大阪城北詰駅
- JR大阪環状線 桜ノ宮駅
花火大会を見るおすすめスポット
桜ノ宮橋は、おすすめスポットとしては△
天神祭り奉納花火は、大川の桜橋の北側と南側から打ち上げられます。国道1号線の大川を跨ぐ桜橋は、花火が見やすいスポットと考えらます。しかし、奉納花火中は、警察による通行規制や欄干側での立ち止まりを禁止する交通誘導がされる場合があります。また、桜橋の車通行が規制され、車道が花火観覧用に開放されることがありますが、桜橋にはアーチがあるためアーチが花火にかぶって花火がちゃんと見えなくなる場合があります。これらの理由から、桜橋は天神祭り奉納花火の観賞候補としてはあまりおすすめできません。
桜ノ宮公園
桜ノ宮公園は大川沿いの公園で。花火の打ち上げ場所に近いので、花火の観賞場所としておすすめになります。ただし、桜橋より北側では、北側の花火は見やすいですが、南側の花火は見難いです。桜橋の南側ではその逆となります。ですので、見る花火の打ち上げ場所を絞って観覧場所を探した方がいいでしょう。
また、公園内には木木が多く、花火と木木が被ることがありますので、空が開けた場所に位置取りするのがおすすめです。
なお、シートなどで場所取りをしてても人の混雑で、シートが無意味になることもあります。
「天神祭」の楽しみ方
人で賑わい屋台もたくさん出ていますので、ぶらぶら歩いてお祭りの雰囲気を楽しんだり、〆の花火大会を観覧したりするのがオーソドックスな楽しみ方になると思います。
ただし、真夏の人込みで身動きできなくなったりすることもありますので、有料の花火観覧席を取ったり、天神祭船渡御(御金幣船)乗船券を買って、船の上から優雅に花火を眺めたりする楽しみ方もありますよ(*^▽^*)。
【イベント種類】:お祭り&花火大会
【開催日時】:毎年7月25日
【開催場所】:〒530-0041 大阪市北区天神橋2丁目1番8号 他
【最寄り駅】:西中島南方駅・南方駅・十三駅・塚本駅・中津駅
【備考】:有料観覧席有・駐車場無し
【主催】
【公式サイト】http://www.tenjinmatsuri.com/
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