JR新大阪駅と東淀川駅の間にある「南宮原踏切」は、JR線路8線路を跨ぐ踏切で、通勤通学の時間帯などほぼ開かない開かずの踏切となっています。日本でも2番目に長い開かずの踏切とも言われているみたいです。
すぐ横に高架の歩道橋がありますので、そちらに迂回することはもちろんできますが。
この「南宮原踏切」の北100mほどにあるJR東淀川駅の場所に平成30年末頃に駅の西と東をつなぐ新こ線橋ができることが決定し、この新こ線橋(新跨線橋)の開通と合わせて、「南宮原踏切」は廃止されることになりました。
駅の北側の「北宮原踏切」も同時に廃止のようですね。こちらは、踏切内に安全地帯が有り、踏切が2段階に分かれているので、待ち時間は「南宮原踏切」ほどではないのですが、安全地帯からバイクや人がはみ出して危ない状況は生じているようです。
この「南宮原踏切」には、今では珍しく安全確認のための詰所が踏切東側にあります。そして夜は確認していませんが、昼間は係員が常駐していて踏切の安全を監視しています。
踏切が開いたかと思うとすぐに警報が鳴って遮断機が下り始めたりするので、高齢で足が遅い方なんかは、渡りきる前に遮断機が締まって危ない状況が頻発してしまうんですよね。実は私もたまたま一度だけ見ました・・・。
新しくできる新跨線橋が広くて使いやすい高架橋になってくれるといいですね。
2018年3月のJR東淀川駅東側の工事状況。まだ桁下の地ならし工事中といった感じですね。
2018年7月、線路東側から撮影。ついに橋が掛かってきていますね。
JR東淀川駅の北側「北宮原踏切」側から撮影。かなり形になってきているようにも見えますね。
なお、この写真が現在(2018年7月時点)のJR東淀川駅。ちょっと哀愁感漂っていますが、地元では愛着を持たれている駅舎だと思われます。
それが、今回の踏切廃止・新跨線橋の設置にあたり、東淀川駅自体も新しく橋上化するようです。
どんな感じかというと・・・。
どーん!
こんなスタイリッシュな感じになるらしいですヾ(*´∀`*)ノ。
自転車用の通路は奥にあるスロープみたいなのになるのかな!?
【追記】
ということで、これがJR東淀川駅に新しくできた線路を跨ぐ橋というかスロープです。
ちなみに、上に上ると東淀川駅の駅改札の横の通路を通って反対側にわたる感じです。スロープを使わず自転車のままエレベーターに乗ることも可能。
開かずの踏切だった「南宮原踏切」は、廃止とあいなりました。危険な踏切だったとはいえ、なぜかちょっと寂しいですね。横の黄緑の歩道橋は、以前通り使うことができます。
【追記】
2020年5月撮影の開かずの踏切の跡地の写真。
踏切のあった道は撤去され普通の線路の道に慣らされています。踏切安全員の小屋も撤去されていますね。
まあ、危険な踏切が無くなったということはいいことですが、うーん時間の流れを感じますね。
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