花博記念公園鶴見緑地の概要
大阪市の東部の鶴見区にある「花博記念公園 鶴見緑地(はなはくきねんこうえん つるみりょくち)」。広大な緑地で、大阪の4大緑地の一つともなっています。もともとの名称は「鶴見緑地」でしたが、1990年に開催された「花の万博」を記念して、名称が「花博記念公園鶴見緑地」となりました。
花博記念公園鶴見緑地の地図。花博通りから北側がメインの公園エリアで広大な緑地が広がっています。花博通りより南側は、競技場、プール、温泉(水春)などの施設があります。
最寄り駅と駐車場
花博記念公園鶴見緑地の最寄り駅は、大阪METROの長堀鶴見緑地線の鶴見緑地駅になります。車で行く場合ですが、公園は南北に長くなっているため、北側の国道163号、真ん中の花博通り、南側の大阪府道8号それぞれと接しています。駐車場は、それぞれの道路の公園入口周辺のコインパーキングを利用することになります。
花博記念公園鶴見緑地にある名所・施設
噴水広場
花博通りがら入って、森林の道を抜けた先には噴水広場があります。夏場は涼をとる家族連れなどで賑わいます。
こどもの森
公園の北西入り口から入っていくとそこは「こどもの森」となっていて、子供が遊べる遊具などが設置されています。
大池
鶴見緑地の中央にある大池。
大池にはオナガガモ、ヒドリガモ、ハジロ、アオサギなどの水鳥が多数生息しています。
緑の広場
大池の西側には芝生や緑の大広場(大芝生)が広がっています。この場所でイベントなどが開催されたりもします。
咲くやこの花館
咲くやこの花館は、約5,500種もの植物が展示されている日本最大級の温室植物園です。入場料は大人で500円、中学生以下、65歳以上で無料となっています。Osaka Metro一日乗車券「エンジョイエコカード」でも50円引きになります。
ハナミズキホール(水の館ホール)
展示会やイベントなどが開催されるハナミズキホール(水の館ホール)。鶴見スポーツセンターもあり、有料予約でスポーツコートの利用などができます。
花博記念公園鶴見緑地のシンボル的に佇む展望塔。内部にはタイムカプセルが保存されています。現在は内部の公開を中止しているようです。
風車の丘
南から公園に入り、東側の丘陵を登っていくと風車の丘があります。大きな風車と、季節ごとに植えられる花々で美しい景観を楽しむことができます。
バラ園
風車の丘から北西側にはバラ園があります。見ごろは5月頃かな。
BBQ、キャンプ場
園内には有料のBBQ(バーベキュー)場、やキャンプ場もあります。テントやBBQ用品のレンタル(有料)サービスもあります。
花博パビリオン跡地
園内の北東部を中心に花博の各国のパビリオン跡地が残っています。独特の植物が残っていたりして、かなり時間をタイムスリップするというか、ノスタルジックな空間が広がっていますね。
「ラピュタはあったんだ!」みたいな場所も。ほんとにいろいろパビリオンの場所があるので、行ってみると楽しいですね。「国破れて山河あり、城春にして草木深し」といった松尾芭蕉の気持ちも共感出来ます。
園内のマンホールのデザインは、1990年の花博エキスポデザインになっていますよ、けっこう年季が入ってる感じです。
広大な敷地にいろいろな場所がある花博公園鶴見緑地。一日ですべてを回るのはちょっと大変だと思いますが、のんびりと散策するのがおすすめです。また行っていない方は一度行ってみましょう。
花博公園鶴見緑地の最寄り駅「鶴見緑地駅」の紹介はこちら
Submit your review | |
コメント